北国の冬の風物詩、雪。
粉雪や牡丹雪またあられなど雪はいろいろな表情を見せながら降ってきます。そして時折自然が作り出した芸術作品と思わせるような美しい雪の結晶に出会えることがあります。北国にお住まいの方なら一度ならず衣服に舞い降りた雪の結晶を見た経験があることでしょう。
でもその美しい姿は瞬く間に解けて消えてしまうはかないものです。
美しい雪の結晶の姿をそのまま保存したい。
そんな願いをかなえてくれるのが雪結晶レプリカです。化石のように実物の雪の結晶をかたどったもので、レプリカ液と呼ばれる溶液の樹脂や光硬化性樹脂などで作られます。
当工房は形状転写性に優れた低粘度の光硬化性樹脂を採用しており、顕微鏡で観察しても実物と見間違えるほど高精細な雪結晶レプリカを作製しています。
北海道の中央高地、大雪山系。
北海道最高峰である標高2,291mの旭岳を筆頭に2,000m前後の山々が連なるこの山域は日本で最も美しい雪の結晶が降る地域として知られています。
当工房はその大雪山系十勝岳連峰の一角にある標高1,280mの十勝岳温泉で選りすぐりの雪の結晶を採取してレプリカを作製しています。
繰り返し撮影ができる雪結晶レプリカならではの動画です。どうぞご覧ください。
雪の結晶を顕微鏡で観察すれば、その美しさにきっと誰しもが感動を覚えることでしょう。でもそれは雪が降る北国の方々にとっても、ごく限られた機会でしか体験できないことではないでしょうか。ですが高精細雪結晶レプリカが手元にあれば、たとえ雪が降らない地域にお住いの方であっても、いつでもどこでもその体験ができるのです。さらにカラー撮影ができれば創作の幅が広がり、ポストカードを自作するなどより楽しみが広がっていくことでしょう。ネットショップで様々な形の結晶のレプリカを販売していますので、興味のある方はぜひご来店ください。画像をご覧いただくだけでもお楽しみいただけるのではないかと思います。