顕微鏡の光源にカラーフィルターを取り付けることにより、雪結晶レプリカの色彩豊かな写真を撮影することができます。そのパーツ構成と撮影例をご紹介します。お手持ちの機材に合わせたパーツのセッティングに少なからず工夫が必要となるかもしれませんが、当実施例を参考にしてカラー撮影にチャレンジされてみてはいかがでしょうか。すてきな写真が撮影できればポストカードを自作するなど、きっと楽しみが広がっていくことでしょう。
ギャラリーにこの手法で撮影した雪結晶レプリカのカラー画像を掲載していますのでご覧いただければと思います。
なお当ホームページに掲載している画像はきれいにご覧いただくため、画像編集ソフトで不要物の除去処理をしていますのでご了承ください。
当工房がカラー撮影で使用している機材はレイマー製のズーム型実体顕微鏡LW-830T(補助対物レンズ2x取付)、LED照明付スタンドA20、顕微鏡用USBデジタルカメラWRAYCAM-NOA2000です。もちろん必要な機材はこれらに限るものではありません。
そしてカラーフィルターやルーペをセッティングするため、いくつかのオリジナルパーツを使用しています。
スリーブはL(ロング)もしくはS(ショート)のいずれかを使用して光源からステージまでの距離を設定します。またスリーブLではカラー調整のため必要に応じてルーペを使用します。